INTERVIEW

文部科学省での経験を生かし、学内改革に貢献

平成27年4月 採用

川本 洋輔

岡山大学総務・企画部大学改革推進課

仕事の内容

補助金の執行管理や大学ランキング、統合報告書の作成に関する業務を担当しています。現在は特に文部科学省の採択事業である「スーパーグローバル大学創成支援事業」の学内全体の進捗管理に注力しています。本事業は、複数の部署で補助金の執行を行うため、管理が複雑ですが、適切に執行管理や進捗確認を行えているのは、文部科学省への5年間の出向があったからだと思います。文部科学省では、国立大学の授業料免除予算に関する業務や補助金の採択大学選定・執行業務に携わり、そのスピード感や責任の大きさを体感しました。出向先での経験により、国での補助金に関する業務や動きが理解できたことで、次のステップを見据えた行動がとれるようになったと感じています。

教員・子どもたち

科学の面白さを伝えるイベントを教員と一緒に企画しました。慣れない仕事に苦労する中、常に意識したのは 『時間がかかっても丁寧に』ということです。その結果、イベントは成功を収め、教員から「最後まで丁寧に取り組んでくれてありがとう」と感謝の言葉をいただきました。子どもたちからは、とても楽しかったという感想も寄せられ、涙が出るほど嬉しかったです。大学職員の仕事はデスクワークばかりでなく、人と関わり合うことが大切な仕事だと再認識できました。

Q&A

スキルアップのためにしていること・心掛けていることはありますか?
アンテナを高く張り、常に課内の動きを把握しながら業務に取り組むよう努めています。「自分の担当業務ではないから」「上司の仕事だから」と線引きをせず、何事も自分ごととして捉えることによって、課全体の足並みが揃えられますし、自身の業務に対する理解もより深められます。こうした心掛けを大切にし、柔軟に立ち回りながら、組織の方向性を踏まえた提案を行っていきたいです。
どのような人と一緒に働きたいと考えますか?
大学を動かす原動力になれる方と一緒に働きたいです。国から常に改革を求められている国立大学法人においては、一番求められる人材だと考えているためです。知識をインプットしていく過程においても、受け身にならず、分からないなりにも自分で考え、自分の意志で動けることが重要だと思います。そのような前向きな方と共に大学をより良く変えていきたいですし、私自身もそうした姿勢を持ち続けたいです。

SCHEDULE

8:30

始業

岡山大学や高等教育に関するニュースをチェックします。

9:00

補助金の執行管理

補助金の執行状況を確認するとともに担当部署との調整を行います。

12:00

昼休み

13:00

補助金の実施状況報告書作成

補助金事業の実施状況を報告書にまとめます。端的に伝えたいことが伝わる報告書となるように工夫します。

17:15

終業